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300px-S&W_Pistol_4506今日は、今ではほとんど忘れられているS&WM645、そのカスタムM745、M645の次世代モデルM4506をまとめて特集してみたい。何故、3種類も同時に特集するかというと情報が少なすぎるからである。あまり人気がないようだ。80年代の刑事ドラマ『マイアミ・バイス』の主人公ソニークロッケット刑事が使用していたことから日本でも有名になった。早速、いつも通りwikipediaで見てみたいが、なんと日本語版wikipediaには独立した記事が無いので英語版wikipediaを参考にして解説してみたい。(画像はwikipediaより転載)

性能
重量 1.06 kg
弾薬 .45 ACP
口径 45口径 (11.45 mm)
アクション ダブルアクション/シングルアクション
有効射程距離 50 m
装弾数 8連発 マガジン (+薬室に1発)

S&W M645とS&W M745は4500シリーズの前身である第二世代の半自動拳銃である。S&WM645、745は45ACPカートリッジを使用する。S&WM645は一部のパーツを除きほぼステンレス鋼で製作され、過酷な気象条件の中での使用に耐えられる。そしてS&W745はステンレス鋼のフレームにカーボンスチール製のスライドを装備している。S&W645は1985年に発売され、1988年に販売終了した。S&W745は主にシューティングマッチ専用銃として1986年から1990年まで製造された。
(wikipedia英語版。翻訳私とグーグル先生)


 ということのようだ。本当は英語版wikipediaを全訳しようと思ったが面倒なのでここら辺で止める。つまりはM645は1985年〜1988年まで製造されたS&Wの第二世代オートマティック拳銃である。第二世代とはS&Wのオートの大まかな区分であり、1954年より製造されたM39を初めとする2ケタナンバーのものを第一世代と呼ぶ。そして1985年より3ケタナンバーを使用するものを第二世代、1988年頃より4ケタナンバーを使用するものを第3世代と呼んでいる。日本のファン達の間でも第〇世代と言うよりも、ファーストジェネレーション、セカンドジェネレーション、サードジェネレーションと呼ぶことが多い。因みにかつてMGCがM445というガスガンを発売したがM645のカーボンスティール製モデルは実在しない。
 

 M745はM645発売の翌年、1986年より販売が開始され、1990年まで生産された。特徴は、上記のようにスライドのみカーボンスティール製であり、645と異なりシングルアクションのみで、調整可能なトリガーストップが装備され、マッチ用にカスタムされたバレル、視認性に優れた大型のリアサイト(オプションでアジャスタブルリアサイトもあったようだ)、アンビセイフティは装備されておらず、代わりに大型のセイフティが装備された。


 M4506はS&Wの第三世代オートに当り、1988年〜2001年まで製造された。製造終了年に関しては、wikipedia英語版のM4506の記事によれば1999年となっており、M645記事には2001年いる。どちらが正しいかは定かではないが、出典を明記しているM645の記事の意見を採用した。サードジェネレーションの番号は規則化されており、上2ケタはベースモデル番号(4506の場合は口径)、上3ケタ目がバージョン、下1ケタが材質となっている。M645との相違点は、グリップが一体型に変更されたこと、フロント、リアサイトがどちらもアジャスタブルとなったことが挙げられる。それ以外の部分はM645に酷似している。


 1998年にトリガーの形状が変更された。M4506は途中からフレーム銃口部分の段差が無くなっているがこの時の変更と同時に行われたのかもしれない(不明だけど)。バリエーションとしては銃身長の違いやダブルアクションオンリー等の数種類のバージョンが存在した。因みに4505というスティール製の銃は実在する(1992年に1200丁のみ製造された)。これ以上詳しく書くと終わらなくなるのでここでyoutube動画を観てみたい。

オリジナル。スライド側面が美しい。


パックマイヤーグリップ付。


射撃シーンはなし。


M745を撃つ。


シャープな反動。



ここからはM4506。


スロー動画。かっこいい。


後期のもの?


チビッ子が撃つ。


三つ編み少女が撃つ。



 続いてトイガンについて書いてみたい。トイガンでは、MGC、マルゼン、マルイ等、数社から販売されている。1990年前後に集中的にモデルアップされたこれらの中で特にMGC、マルゼンの作品が秀逸であった。ま
ずMGCであるが、MGCはM645、M745をモデルアップしている。どちらも固定スライドであるが、性能は固定スライドのモデルでは当時最高のものであった。サイクロンバレルを搭載し、ダブルアクション、シングルアクションもきちんと再現されていた。


 さらに外観は、全体にヘアライン処理を施し、ハンマー、トリガー等の主要パーツを除く、ピンやその他のパーツをステンレスで製作していた。マガジンも同様にステンレス製であり、再現度は高かった。この少しのちにマルゼンからM4506が発売されるのだが、マルゼンのM4506はMGCに勝るとも劣らない最高傑作であった。私の記事にもレビューがあるので参考にして頂きたいのだが、MGC同様、細部の仕上げのこだわり、ステンレスパーツの多用、現在のガスガンにも匹敵する命中精度等、ガスガン史上の最高傑作と言ってよい。


 このような細部に凝った作品が生まれた背景には恐らくバブル景気があると思われるが、それはともかく、これらのモデルは今後、ガス、モデルガン共に新製品ででる可能性は大変少なく、M645系を入手したいのであれば、これらを購入するしかない。しかし現在では入手困難であり、ヤフオク等でも高値がついている。因みにyoutube動画にもこれら2丁の銃の動画は無かった(どれだけ注目されていないかが分る)。


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