不定期更新です。 更新は気分次第でーす(^_-)

250px-FN57mag01 今回は少々マイナーな銃を紹介。FNファイブセブン。まあ、マニアックと言っても、2社からモデルアップされているのでそこそこ有名な銃ではある。この銃を選んだ理由は今回は、私があまり知らない銃をテーマにしてみたかったのと、私が子供の頃、P90が開発されたことが妙に印象に残っているからだ。そう、FNファイブセブンとP90はコンビなのだ。そこらへんも含めてまたwikipediaで見てみよう。(画像はwikipediaより転載)





性能
口径 5.7mm
銃身長 112.5mm
ライフリング 8条右回り、1:9inch
使用弾薬 5.7x28mm弾
装弾数 10発、20発、30発
作動方式 銃身遊動遅延ブローバック
全長 208mm
重量 645g(空マガジン装着)
銃口初速 650m/s(SS190)
有効射程 50m

FN Five-seveN
FN Five-seveN(FN ファイブセブン)は、ベルギーのFN社が開発した自動拳銃。P90用サイドアーム(補助兵器)として開発された。名称は5.7mm弾を使用することに由来し、「Five-seveN」と表記されるのは、FN社の名前に由来する。
初期モデルではダブルアクションオンリーだったが、現行モデルFive-seveN USGではシングルアクションとなっている。

特徴
弾薬にP90と同じ5.7x28mm弾を使用する。この弾薬は小銃用の弾薬をそのまま短くしたような形状で、高い初速で発射されるため貫通力が高く、SS190弾では100mほどの距離があってもボディアーマー(NIJ規格レベルIIIA以下のもの)を貫通するとされる。
その為、犯罪に用いられると危険という保安上の理由から販売先は政府組織、法執行官に限られていたが、2005年のショットショーにて、貫通力を落としたスポーツ用弾薬とともに民間向けモデルが発表された。
貫通力に優れる弾丸を使用する拳銃として、以前から共産圏のトカレフTT-33(スチール弾を使用した場合)が存在したが、Five-seveNの5.7x28mm弾は材質の見直しによって、トカレフに匹敵するかそれ以上の貫通力を持ちながら、人体に対する破壊力を高めている。
スライドはプラスチックで覆われているため、連射をしても表面温度は素手で触れられる程度にしか上昇せず、寒冷地での皮膚の張り付きも起こらない。
装弾数は標準で20発だが、30発のロングマガジンやアメリカの一部の州での規制に対応した10発マガジンも存在する。マガジンは拳銃用では珍しいダブルフィード(マガジンリップでも弾薬が2列になっている)で、マガジンへの装弾が行いやすくなっている。
2013年ショットショーにて、Five-seveN MK2という新モデルが発表された。 新モデルではスライド前部にもコッキング用セレーションが追加され、旧モデルで灰色だった操作系統はすべて黒色樹脂になった。また、アジャスタブルサイトの形状も変更された。
(wikipediaより転載)


 冒頭にも書いてあるようにFive-seveNは、P90のサイドアームとして開発されたのだ。ここで本当はP90の解説を引用するのが一番分りやすいかもしれないが、記事の焦点がぼやけるので私が簡単に解説してみたい。P90とは80年代後半に開発され、90年代にはメジャーになって欲しいとの気持ちで付けた名前なのだ。ろうかは知らないが、ともかくP90は、軍隊の特に後方支援部隊用に開発されたものだ。何故、後方支援部隊用の装備が必要なのかというと、実は軍隊というのは意外と「張子の虎」なのだ。


 みんながテレビやネット等でよく見かけるハイテク装備を持った軍隊。さすがに先進国の軍隊は違うと思うかもしれないが、ああいうハイテク装備をしているのは大体は戦闘職種の第一線部隊だけなのだ。例えば自衛隊では25年前に採用された89式小銃。もう新小銃とは言えないが、25年経った今でも、後方支援部隊にはまだ全ての部隊に行きわたっていない。では何を装備しているのかというと・・・そう、64式小銃である。


 これは日本だけに限ったことではない。アメリカでもイラク戦争に参加した州軍の後方支援部隊は、朝鮮戦争時代に使用したトラックを現地で防弾版を張り(現場の兵士がそこら辺の廃材を利用しただけ)使用していた。


 それでは何故このようなことが起こるのかというと要するにそこまで金が回らないのだ。しかし銀英伝を観れば判るように後方の補給線を攻撃するのは戦争の常道だ。「貧弱な装備なので攻撃しないで下さい」とはいかない。むしろそこを狙うのだ。逆に後方支援部隊からしてみれば貧弱な装備で最新の装備をした部隊と戦闘をしなければならない。


 そこで考え出されたのがP90なのだ。小型軽量であり、装弾数は何と50発。しかしP90の最大の特徴は専用に開発された5.7mm弾にある。拳銃弾より強力でライフル弾より小型であり、貫通力の凄まじさは5.7mm通常弾がアメリカでは民間人が所持することが禁止されていることからも判る。では何故このような凄まじい貫通力が必要なのだろうか。それは単刀直入にいうと第一線部隊の防弾チョッキを撃ちぬくために必要な貫通力なのだ。


 まさに後方支援部隊用に開発されたものなのだ。そのサイドアームとして開発されたのが今回紹介するFive-seveNだ。つまり凄まじい貫通力(44マグナム以上)を持つ5.7mm弾を使用する拳銃なのである。ということで前置きが長くなってしまったので、またyoutube動画を観てみよう。

30分にわたってバンバン撃ちまくる。


狙って射撃をするまでに1分以上かかる人。


何か素人じゃなさそう・・・。


タンカラーモデル。


PS90とセット。



 実銃の実射映像を観てみたが、ここでトイガンに話を移そう。このFive-seveNは現在2社からモデルアップされている。マルシンと東京マルイである。それぞれの特徴を上げてみるとまずマルシンであるが、現在、2タイプのFive-seveNを販売している。一つは数年前から販売されている6mmブローバックモデルであり、最近発売(予定?)のグリーンガスを使うモデルである。因みにマルシンというメーカーはモデルガンの老舗であり、これまでも完成度の高いモデルガンを数多販売しているが、その反面、妙に出オチ感の強いメーカーであり、故にどこか憎めないメーカーなのである。


 例えば、80年代後半にすでにカート式ガスブローバックガバメントを販売したが、ガスボンベのスペースが少ないためワンマガジンでガスが無くなる。因みにガスタンクは本体なのでマガジンの交換では済まない。さらに電動エアーガンベレッタ92Fを販売。バッテリーはレーザーサイトの形をした銃身下部に装着。もちろんレーザーサイト風バッテリーははずせない。近年ではハイブリットモデルガン(すでに用途不明)を販売する等、どうしても出オチ感がぬぐえないメーカーなのだ。ただそのような飽くなき挑戦の結果、8mm弾という革命的なアイテムも生み出した。


 今回私が注目するのは、CO2仕様のFive-seveNである。CO2が登場したのは90年代前半だったと思う。当時はグリーンガスと呼ばれていた。まだ電動ガンは無く、みんなJACのM16にエアータンクを背負ってサバゲをしていた。エアータンクは燃費は非常に良かったが(必要なのは空気入れと体力とめげない気持ち)、エアータンクはデカいし、がさばる。そこで登場したのがグリーンガスだったと思う(結構記憶があやふや)。


 最大の特徴はフロンガスに比べて、寒さに強いこと。小型であること。地球にやさしいこと(フロンガスは地球に対してスパルタ的ですらあった)。の3点である。反面、ガスの圧力が高いため簡単な改造で改造エアガンが作れてしまうことがある。2007年のエアガンのパワー規制は、グリーンガスを使った改造エアガンがきっかけであったとも・・・。ただ変な改造をしなければ冬場の強力な相棒となる。

ブローバックがよく分る。


マルシンEXB2 CO2モデル。


 死ぬような思いで、何とか2本のマルシンFive-seveNの動画を見つけ出した。どちらもフロンガス版。続いては、東京マルイ。基本的に目新しいものはあまりないかもしれない。元々トップクラスの命中精度で実銃から採寸された外観は細部を除けば完成度は高い。マルイの銃は箱出しでカスタムガン並の性能がある。

庭が美しい。職人の仕事だろう。


フル装備だね。


ダークグリーン。


何故か分解する。


子供時代のよくある光景。



 以上、実銃、ガスガンの動画を観てきたが、この銃の一番のカッコよさは、拳銃の中でマグナム以上の強力な貫通力を持つ銃であること。それでいて装弾数が20発とかなりの特殊性を持っていることだろうなあ。ここまで特殊だと最初は抵抗があった外観もむしろ「これじゃないとヤダー!」という位になってしまう。それと実銃は全体をプラスティックが覆っているので外観はトイガンと変わらないという棚ぼた的なものもある。書いていて楽しかったぁ〜。

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