地政学の論理―拡大するハートランドと日本の戦略
中川八洋 著
徳間書店 (2009/5/1)

 

 地政学者マッキンダーとスパイクマンの理論で明治〜現在をみる。反共・親米という視点が明確。ロシア・ソ連の南下を防ぐためにアメリカと共闘するという考え。しかし何故仮想的がロシア・ソ連のみなのかという点は不明。戦後の冷戦構造という結果から明治〜戦前の国際情勢をみている様な部分がある。反米論者=ソ連の工作員というような根拠不明の考えが散見される。いわゆる親米保守であろう。

 全体的にかなり感情的で思い込みが激しい人物のようだ。内容に客観性は感じられず、魅力も感じないので全体の4割程で読書を中断する。マッキンダーとスパイクマンの地政学の説明は分りやすかった。

 


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