ミニマム情報戦記

ブログタイトルは思い付きでちょいちょい変わります。 でもここら辺でタイトル固定かなぁ。。。 銃&ミリタリーがメイン。 最近は軍事書籍の書評が多いみたい・・・。よいと思ったら拍手してね!それだけが心の支え・・・。

2016年02月

最近気になっている長物…




 最近、欲しいと思っている銃に東京マルイ製次世代電動ガンM4CQB-Rがある。実は私は銃身の長い銃が好きなのだ。ハンドガンもそうだけど小銃に関しては圧倒的に銃身の長い銃が好きだ。例えば、子供の頃はM16A2が大好きだった。その位、長銃身の銃が好きなのだ。(画像は東京マルイHK416D)


 スナイパーライフルも大好き、SR-25なんてヨダレが出てしまう。一時期はホントに買おうかどうか悩んだ。因みに私が買おうかどうか悩んだ長物は、KTWのイサカライアット、KSCの電動M4RAS、同社ガスブロM4マグプル等々。最低でもカービンというくらい長銃身の銃が好きなのだ。その私がなぜ短銃身中の短銃身、M4CQB-Rが欲しくなったのかというと、これを書き出すと長くなるが、簡単に言うと、


ずっと見ていたら何かカッコよく見えてきた


 からだ。まあ、人間なんてそんなもんさ。短銃身だけど、サイレンサーを装着すれば通常のカービン銃のような外観になるし、性能的にはエアガンの場合、銃身の長短はあまり関係がないようだ。そうなると、CQB-Rにサイレンサーを装着してスナイパーモデルなんていうのも粋ではないか。


 スコープは昔買った狙撃用のスコープを使う。んで、東京マルイ製を考えているのは単純にオプションパーツやサードパーティーからのカスタムパーツが豊富だからだ。まあ、そうは言っても私はカスタムというのはほとんどやらない。昔、WA製の初代ガスブロガバメントをフルカスタムしたくらいだ。


 外装カスタムは結構やるけどね。それもグリップを付けたりするくらいかなー。実際、性能だけを考えるならカスタムはあまり必要ないと思う。エアガンというのは昔と違って、箱だしの状態で最高性能を発揮できるようにメーカーが調整している。私のような素人の調整よりメーカーの調整の方が当然クオリティが高い。


 パーツとかを下手に付けるとバランスが狂いむしろ性能が低下する場合もあるのだ。私の好みが射撃する方が好きでガンスミス的な嗜好が少ないというのも影響している。好きな人は内部をチューンするのもいいと思う。箱だし状態で言えば東京マルイ製とKSC製の製品は「神」だ。KSCもマルイに比べて実用的な性能の良さがあまり知られていないが、精密チャンバー搭載モデルの精度はマルイ製と同等だ。


 私の愛銃G23Fも撃つと弾が真っすぐに飛んでいく。ホント一直線に飛んでいく。命中精度はかなり高い。KSCは外観もかなり精巧で私が好きなメーカーの一つだ。まあ、嫌いなメーカーというのはないのだが。。。エアガンメーカーというのは利潤追求という哲学は企業として当然持っているが本質的に「好き」だからエアガンを作っていると思う。だって本当に利潤追求だけだったら儲かる仕事はもっとあるもん。


 「好き」だから作っているというのは製品のリアリティ追及、性能追及の姿勢を見れば分かる。特にリアリティなんてほとんどコダワリの世界だ。例えばKSCがファイアリングピンをダミーで再現したところで売上にどれだけ寄与するだろうか。要は「好き」なのだ。


 こういうところを見ても人間は経済的な生き物「ではない」ということが分かる。私は本質的には人間は非合理的、感情的な生き物だと思っている。自爆テロなんて「非合理」の極致だと思う。経済的な利潤を考えたら自分の命は絶対に捨てないからね。


 まあ、話がだいぶ脱線してしまったが、要は箱だしが一番ということなのだ。本当はKSC製のM4RASが気になっているのだが、何せどこにも売っていない。実物を見ないで買うほど私は腹が座っていない。かつてKSCのHPに「某社が小売店にKSC製の電動ガンを扱わないように圧力をかけている」というのが掲載されたが、現在でもKSC製の電動ガンが小売店でほとんど扱われていないことからすると何か某メーカーとのトラブルがあったのは間違いないだろう。


 某メーカーというのは一社しかない。電動エアガン最大手メーカーだ。内部構造が某メーカーの完コピだという「言いがかり」だったと記憶している。ただ、実際、裁判を起こしたりKSCのオリジナルだということを強く主張しておらず、小売店での販売をほとんど行っていないところから見ると事実なのかなーと思ってしまう。


 いやいや、話が脱線しまくってしまった。ただ、KSCがかつて販売していたHK33のようにオリジナルな構造がファンの間で話題になるようなこともないのでちょっと疑ってしまう。しかしガスブロなんて全部の会社がWAのマグナブローバックのパクリなんだからまあ、いいじゃないかと思うのだけど。良いものは拡散するのは当然。逆に言えばパクられたというのはそれだけ良いものだという証明だ。いやいや今日は話が脱線しまくっている。とにかくCQB-Rがすごく気になっているということなのだ。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






WA デルタフォースカスタムレビュー




 結論から書くと、この銃は「私が人生で買ったもっとも満足したガスガン」だ。今まで私が買ったガスガンで満足度が高かったものは1988年発売のWA製コンバットコマンダー、1989年MGCM645。1995年のWAガスブロガバメントの3丁だった。今回のデルタフォースカスタムはこれら全ての銃の満足度を抜いて堂々の一位だ。


 外観は細かいところまで手が入っている。サイトやセイフティ等の亜鉛パーツもちゃんと表面を研磨してある。バトルダメージ処理も一度ブルーイングしたのち、全体のブルーを薄く落としているのだろう。エッジ部分をHW材むき出しにしただけではない。メタルグリップのお陰で重量は1圓鯆兇┐襦そしてその金属の感触がまた実銃を彷彿とさせるのでたまらない。


 実射性能に関しては東京マルイ製には及ばないものの、弾丸は直進する。それなりの命中精度だ。反動も大きい。マルイ製の「シャコーン」という反動に比べてWA製は「どーん!」という感じだ。感覚的なことなので文章で表現するのは難しいが・・・。先日、近くの山でテスト射撃をしてみたが、やはり時期的にちょっとスライドの動きは鈍かった。


 ただWA製の銃のすごいところは、シングルカラムマガジンでありながら気温が低くても良く動く。少し作動は鈍かったが、ロングマガジンを使用すれば軽快に作動した。因みに私は本体と共にノーマルマガジンを3本購入したのだ。私は基本的に本体を購入した時にマガジンは2本購入することにしている。リボルバーなら予備カートリッジ18発。オートなら予備マガジン2本が私の基本だ。


 今回3本購入したのは基本ロングマガジンは使用しない予定だからだ。ノーマルマガジンのみで動かす予定。そのために本体に1本、予備で2本、計3本とした。ノーマルマガジンはウィルソンマガジンのブラックタイプにした。シルバーは塗装丸出しなので見た目が安っぽい。ブラックは艶消しなので見た目が「シュッ」と締るのだ。


 外に出して撃ったところ、ホップが若干鬼ホップになっていた。10m位は直進するが、10m位から急激に上昇する。これはちょっといただけないので重量弾を使用するなりカスタムするなりしよう。命中精度は結構良いようだ。WAは5mで500円玉に命中する精度を謳っているだけあって良いようだ。これはいずれちゃんとテストしよう。WAガバは反動が結構あるのでそれを踏まえた上でどれだけ当たるのかを見てみたい。



【WAスーパーリアルガン】WA デルタフォース・カスタム〈バトルダメージ・バージョン〉

商品の説明
米国陸軍最強の特殊部隊デルタフォース仕様のタクティカル.45!!ロングマガジン採用!!未だ謎のベールにつつまれている米国陸軍第一特殊部隊デルタ作戦分遣隊…通称「デルタフォース」。 最強と謳われるその部隊にて使用されたとされるパーソナルカスタム1911を、 好評のバトルダメージフィニッシュで製作致しました!レースガン的エッセンスを巧みに取り込んだ 従来のタクティカル.45とは一線を画す構成が、実に新鮮。マニア必携の一丁です。
(amazonより転載)


 今日はWAデルタフォースカスタムのレビュー第一弾だけど、総括すると外観のリアリティは100点満点。私が昔から気になっていたスライドの高さも実際に手に取ってみると全く気にならない。メタルグリップのお陰で重量バランスもいい。あまりにもいいので、ついつい持ってしまうほどだ。全くこの銃を肴に私はウイスキーを何杯飲んだことか。実射性能と外観のリアリティ。両方を求めるならWA製の銃は最適かもしれない。WA製の銃の良さはとにかく買ってみれば分かるといいたい。ホントに素晴らしいから。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






次の銃は何を買おうかなー◆ 租豕マルイ編〜

450px-DA-ST-85-12848

 
 前に次の銃は何を買おうかなー,KSCの銃について語った。今日はその第二弾、東京マルイ製の銃について語ってみよう。私の今回の購入基準は、まずダブルカラムマガジンであること。これは気化効率の関係だ。そして大型拳銃であること。これはメインアームとして使用するにはやはり大型拳銃がいいからだ。(画像はマルイの銃の買い占めに走る兵士達 wikipediaより転載)


 この基準で行くと、あの評判の良いMEUピストルやガバメントシリーズ70等は全部ダメ。ああ、ダメというのは性能がダメという訳ではない。今回の購入基準からするとダメなだけ。MEUピストルやガバシリーズは外観のリアリティは寸法等はWA製品以上だし、性能も夏場であれば驚くほど撃てる。当然、ワンマガジン連射しても精度は変わらない。


 但し、冬場は当然としても夏場に気温が下がってしまってはダメだ。ホントにここは弱い。これはフロンガスを使用している以上仕方ないんだけどね。WAのマグナは東京マルイとはシステムが違うので冬場でも結構強い。しかしやはりスペックの低下は否めない。ということでダブルカラムマガジンの大型拳銃が欲しいのだ。


 ダブルカラムマガジンであれば冬場でもある程度性能は維持される。夏場になれば無敵だ。ということで当居マルイのダブルカラムマガジンの大型拳銃はというと・・・。あり過ぎる。まあ、USPピストル、ベレッタPX4、XDM-40、ファイブセブンは私の好みではないので除くとして、デザートイーグル・・・大型拳銃だけどさすがに大型すぎる。私はエージェントスミスではないので実用品としては使えない。


 こうなると残るのはベレッタM9シリーズ、グロックシリーズ、SIGP226シリーズ、MP9シリーズだけになる。ということでこの3モデルについて考えてみる。まずベレッタM9シリーズ。これはイイ。設計も新しいし重量がM9A1で961gとかなり重くしている。M9でも944gなのでグリップウェイトを除いたとしても(実物グリップを付けたりして)、700〜800gは確保できそうだ。


 しかし、今回はあまりベレッタという気持ちではない。これは単に気分の問題。それとマルイ製ガスガン全般にいえることだが、ダミーファイアリングピンが無いというのがちょっと寂しい。やはり射手からはファイアリングピンはどうしてもよく見えてしまう。あると無いとでは気分が全然違うのだ。


 そうなるとSIGP226も同じだ。ただ、こっちに関しては昔の設計だけあって全体的にちょっとおもちゃっぽいのが寂しい。実物を見るとやはり「おもちゃ丸出し」なのだ。トイガンは実用品ではないので性能と共に雰囲気等も大切にしたいのだ。そうなると消去法でグロックシリーズとMP9シリーズだけとなる。


 本命はMP9か。特にVカスタムは良い。カスタムサイトが付いてあの値段というのはおいしい。MP9のデザインもかっこいい。ということでMP9で決まり!・・・と思っていたら最近、ちょっと気になっているのが、懐かしの最新式拳銃グロックだ。私はKSC製のG23Fを愛用しているが、人間工学に基づいて設計されたグリップの握りやすさ、サイティングのしやすさはハンパない。


 かつてテッド新井というガンファイターが著書『拳銃護身術』の中で、人が日常やる「指をさす」という行為、これは実は指の先端が目標物をかなり正確にサイティングしているという。子供の頃からやっているので正確なのだ。この「指さし」の感覚はグロックのサイティングの感覚にかなり近い。人間工学に基づいたグリップに加え、ハイグリップができるので「指さし」感覚に近いのだ。


 ということでグロックというのがかなり気になる。このグロックシリーズに最近、G34が発売されたが残念ながらロングスライドモデルというのはあまり興味がない。グロック26は大型拳銃ではないし、設計も古すぎるので排除。カスタムはやたらごつくなり携帯に不向きなので不可。そうなるとやはりグロックの基本中の基本グロック17がいいんじゃないかと思っている今日この頃なのだ。


 グロック17の発売当時の売りは「実銃と同じ重量」だったし、前述のファイアリングピン問題はグロックはそもそもファイアリングピンが露出していないので問題ない。外観のリアリティに関しては実銃がすでにおもちゃっぽいので問題はない。カスタムパーツも豊富で性能はトイガン随一だ。となると本命はこれになるかなー。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






次の銃は何を買おうかなー  KSC編〜

450px-DA-ST-85-12848

 先日、WA製デルタフォースカスタムを買ったばかりだけど、また大型拳銃が欲しくなってきてしまった。私が現在所有している銃は、デルタフォースカスタムの他はKSCのG23Fのみなのだ。その他アンティーク的なものとしてHKP7M13を持っている。これは去年、ハードオフで購入したものだ。ほぼ未使用でスクウィズコッカーもちゃんと作動する。前のユーザーはよほど大切に保管していたのだろう。(画像は次に買う銃が分らなくてパニックを起こす兵士達 wikipediaより転載)


 それはそうと、今持っている銃でバンバン撃てるのは2丁のみ。大型拳銃は先月購入したデルタフォースカスタムのみだ。やはりメインの拳銃が1丁というのはやや寂しい。もう一丁欲しいと思っているのだ。それとは別に長物も1丁欲しいのだが、それはまた今度書こう。


 んで、予備の大型拳銃なんだけど、またWA製というのも手だが、ここで問題が。先日、山でデルタフォースカスタムを撃ってきたのだが、やはりこの時期でシングルカラムマガジンというのは弱い。マルイや他社製のシングルカラムマガジンに比べればWA製のガバは圧倒的に作動するのだが、どうしてもスライドの動きが遅い。ロングマガジンを使用すればガンガン撃てるが私はロングマガジンというのがあまり好きではないのだ。





 何かグリップから出っ張っているのが不自然なんだよねー。因みに私は先月、ノーマルマガジンも3本購入している。銃を買ったら一緒にスペアマガジン等の予備品やホルスターは一緒に購入した方がいい。後になると何か勿体ないような気がして結局、不便な状態で使用しなければならないからね。


 それはそうとだ、やはり予備銃としてはダブルカラムマガジンの銃が欲しい。今回は作動重視ということで、メーカーは東京マルイかKSC。東京マルイは外れ無しだが、KSCはやはりシステム7搭載のものがいい。KSCのシステム7搭載で尚且つダブルカラムマガジンというのは実はそれほどない。


 HK45、USPピストル、M92シリーズ、CZ75だけだったはずだ。まずHK45だけど、これは15ミリシリンダーにシステム7なのでKSCの銃の中では最強。KSCは命中精度もマルイ製に引けを取らない。HK45はパーフェクトだ。しかし私はデザインの点で今ひとつ気に入らないのだ。私は意外と古風な銃が好きなのだ。





 USPピストルのデザインは結構好きだけど今回はもうちょっとスリムなものが欲しいのでダメ。ではM92シリーズ。最新のバーテックは・・・というとデザイン的に何か今ひとつ。私がM92シリーズでデザイン的に好きなのはM9A1。M9A1はベレッタM9に20丱譽ぅ襪鯀備したもの。まあ、チェッカリング等の違いはあるが大きな違いはこれだ。M9A1はイタリアの柔らかいデザインに20丱譽ぅ襪離乾弔気たまらない。


 しかしこれHW製じゃないんだよなー。やはりKSCの銃を買うならHW製がいいー。ということでM9。性能、材質共に問題ないが、今ひとつピンと来ない。そもそもベレッタM92シリーズのデザイン自体私の好みとちょっと違う。しかし好きは好きなので所有していたことはあった。そうなると残るはCZ75?かっこいいけどあのデザイン、アメリカ製の銃に子供の頃から慣れ親しんだ私としてはどうも抵抗がある。


 ということでKSC製の銃は今回は今ひとつピンと来なかった。ただ、KSC製の銃は値段の割にファイアリングピンがちゃんと再現されていたり、成形技術のすばらしさは業界で頭一つ抜いている。買ってみれば分かるが、何というか「所有欲を満たす」製品なのだ。最近はマカロフとかトカレフとか結構マニアックな銃が多いが、コルトやS&W等の定番の銃ももっと出して欲しいなぁ。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






書評 藤木久志『刀狩り』




 刀狩り??いつの時代の話だ。と思うかもしれない。いつの時代、そう、刀狩りとはあの有名な秀吉の刀狩りのことである。しかし本書の面白いところは刀狩りを秀吉の刀狩り、廃刀令、戦後の銃刀法規制を含めて論じているところだ。学術書としては若干古い部類に属するが内容はミリタリーファンにとっては非常に興味深いと思う。


 本書のテーマは民衆と武器という一点であるといってよい。世間一般の考えでは秀吉の刀狩りで民衆は武器を奪われ、さらに明治の廃刀令によって侍も武器を奪われ丸腰の民衆となっていたというものだろう。しかし著者の藤木氏はこれは誤りであるとする。なぜそういえるのだろうか。


 藤木氏は中世史の専門家である。故に秀吉の刀狩り、江戸時代についての記載が全体の7割ほどを占める。史料を詳細に研究した結果、秀吉の刀狩りとは民衆から武器を取り上げることが一番の目的ではなく、侍とそれ以外の身分を固定するために身分の象徴である「刀」を「帯刀」することを規制することにあったようだ。


 身分の可視化である以上、服装も同時に規制されている。しかし鉄砲はどうでもよかったようだ。現代人の感覚だと法が定められれば貫徹させると思いがちだ。しかし実際は法があっても守られるとは限らない。これが近世の現実であったようだ。民衆は刀を所持することも禁止されてはおらず江戸時代においても帯刀している農民もいたという。


 同時に鉄砲も所持され続けた。実は武士が持っている以上の銃が民間で所持されていたようだ。江戸時代でも綱吉の時代になると鉄砲は厳しく所持が制限される。しかし綱吉が死ぬとその法も撤回された。なぜなら農民は鳥獣害から畑を守るために生活の道具として銃が必要だったからだ。


 明治の廃刀令も同様だったようだ。刀を帯刀することは禁止されたが所持することに関しては禁止されていない。銃も免許制、登録制にはなったが所持を禁止されることはなかった。では、日本で銃の所持が原則禁止されたのはいつかというと何と、太平洋戦争が日本の敗戦により終わり連合軍が進駐してきた時、「軍国主義の表象」として徹底的に回収したのが原因だったようだ。


 武装し続けた民衆と徳川の平和、明治、大正、昭和の時代。民衆と権力者との武力闘争が行らなかったのは何故か。それは民衆が自主的に戦いを放棄したからだという。それには徳川の平和に至るまでの戦国の殺伐とした世の中に原因がある。民衆が武器を使用して戦うということは戦国の世の再来を意味する。故に民衆は自主的に武力闘争を放棄したのだ。


 これに対して為政者も民衆に武器を使用することをためらった。江戸時代は儒教的な道徳を根本に置き、民衆の自制の上に成立した平和だったという。江戸時代とは面白い時代だ。時代劇等で良く知られている分、実際とはかけ離れた偏見も世間には多い。一概には言えないが基本的に年貢は現在の感覚からすれば異常に安いし、支配者の武士の多くは農民、町人よりも貧しかった。



刀狩り―武器を封印した民衆 (岩波新書 新赤版 (965))

商品の説明
秀吉の刀狩りによって民衆は武装解除されたという「常識」は本当だろうか? 秀吉からマッカーサーまで、刀狩りの実態を検証して、武装解除された「丸腰」の民衆像から、武器を封印する新たな日本民衆像への転換を提言する。
(amazonより転載)


 こういう事実があまり知られていないのは、「支配者に搾取される人民」という価値観、「支配者と人民」という単純な二項対立の視点が影響していたと私は考えている。「そういう視点で見ればそう見える」とは私が学生だった頃、他大学の研究者が言っていたことだが、鋭い指摘だったと思う。そしてこの私の私見、藤木氏の説もまた「そういう視点で見ればそう見える」内の一つであることも付け加えておこう。
 


ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。







水筒買った!




 最近買ったものでお気に入りのものとは・・・ズバリ水筒。結構、ジュース代ってバカにならないんだよね。みんな結構自動販売機で買っているけど、その値段って考えたことあるかな。私は結構、細かい性格で10年位前から家計簿をつけているのだ。もっと前から付けているけど、ブランクが無くなったのは10年ほど前からだ。


 因みに、家計簿は、結構、誤解している人も多いけど、家計簿をつけると金がたまる訳ではない。当たり前だけど、誤解している人は何故か多い。家計簿を付ける目的というのは金がどこへどれだけ使われているのかを知るためだ。人間、生活していると必要な出費と不要な出費がある。その不要な出費を減らす道具が家計簿だ。


IMG_20160213_105102


 そうこうして家計簿をつけると食費というのが意外にかかっているというのが分かる。しかし食事というのは人間の生きるための必要な出費。マズローの欲求五段階説でも初期段階の欲求だ。マズローはどうでもいいとしてもとにかく食費は必要だ。しかしその中には不要な食費がある。その最たるものがジュース代だ。


 人間、水分は欲しいものだ。特に仕事をしていると喉が渇く。飲み物というのは結構、大切だ。しかしだね。一日に缶コーヒーを2本飲んだとする。120×2=240。一ヶ月の平均的な労働日数が22日とすると・・・。5280円。デカいねー。缶コーヒー怖いねー。缶コーヒーさえ買わなければ毎月、ガスボンベを3本買ってもおつりがくる。


 だからといって飲み物代をなくすのはつらい。まあ、水だけでいいという考え方もあるが、私はそこまでストイックにはなれない。そもそもストイックにはなれない。ということでそれまでは空のペットボトルにジュースやお茶を入れて持って行っていた。軽いし、コストも安いのでうってつけと思っていたが、そうでもなかった。


 そうでもなかった理由その1、「みっともない」。ケチっているのが丸見え。一人だけ給食費が払えず校庭の鉄棒で時間をつぶしている落合信彦のように誰が見ても金が無いのが分かる。そして理由その2、「使いまわしをしていたらカビが生えてきた」。もちろん毎回洗っていたよー。でも、生命の力というのはすごい。ある時、ペットボトルの内側に黒い点があるので老眼になりかかった目でじっくり見てみたら、何とカビさんがいた。それもいっぱい・・・・。


 ということでいい加減、ちゃんとしたものを買おうと思い、アマゾンで水筒を購入。いろいろな種類、容量があるので迷ったが、タイガーの480mlのものを購入することにした。なぜ、これにしたかというと、まずは日本製であること。やはり日本製品は信頼できる。そして容量。今まで500mlペットボトルを愛用していた私としては500mlは欲しい。まあ、20ml少ないが480mlだったら十分だ。


 次に重量。仕事に行くときに水筒一本だけしか持って行かないのであれば、どんな重さでもいいが、私は結構装備が多いのだ。ノートパソコン、マウス、スマホに紙のノート、その他接続機器類、薬、ティッシュペーパーまで。全部合わせると重量も場所も結構必要だ。水筒は軽くて小さい方がいい。大きさは自ずと限界があるので、せめて軽さを・・・ということで重量0.26圓痢嵬棺杜蓮廛轡蝓璽困坊萃蝓象印にしなかったのはアマゾンでの値段が少しだけ安かったから。


IMG_20160213_105045


 ということで購入。色は落ち着いたブラウンにした。この色は森でも目立たないのでちょうどいい。光が反射するのは仕方ないが・・・。購入してみるとこれがいいのだ。結構なヒットだった。最初はスーパーで買ったパックのジュースを朝入れてきたが、最近は毎朝コーヒーを挽いて入れてくることにしている。因みに私は豆を手動のコーヒーミルで挽く。


 みんな手動のミルは時間がかかるから平日は挽かないらしいけどそれは誤解だ。480mlのコーヒーを作るには3杯分のコーヒーが必要だけど、作るのにかかる時間はせいぜい10分程度だ。それもちゃんとドリップまでしての時間だから相当時間が無い朝でなければできると思う。因みに一気に作るので1杯でも3杯でもそれほど時間は変わらない。


 んで、性能だけど、朝入れて昼まではほぼ冷めない。6時間位経つとさすがにぬるくなるが、まだ熱いと感じるレベルだ。夕方になってもまだあったかい。まあ、夕方になったら別に熱いコーヒーでなくても私は構わないので全然気にしない。コーヒーを挽くのが面倒な人はスーパーで紙パックのコーヒーやらお茶を買って電子レンジで「ちーん」すればいいのだ。


 さすがに「夢重力」と謳うだけあって軽い。持っていても持っていなくても重さに違いはあまりない。もちろん内容物の重量は違うけどね。そして何よりも一人だけ自分で挽いた熱いコーヒーを飲むという優越感がたまらない。ちょっと贅沢な気分になる。まあ、コーヒー豆代はどうしてもかかってしまうが、一ヶ月に2000円程度だ。味は缶コーヒーよりはるかにおいしい。


 私がこういうことに気を配るのは収入には限界がある。その限られた収入の中で少しでも趣味にリソースを振り向けたいからだ。しかしただケチっても貧乏くさい気分になってしまう。大切なのは「貧乏くさい気分にならずに節約すること」だ。愛用の高性能水筒と愛用のコーヒー。楽しい気分も味わえる上に金の節約にもなるのだ。楽しいよ。


TIGER 水筒 ステンレスミニボトル 「サハラマグ」 軽量(夢重力) ワンプッシュ ブラウン 0.48L MMY-A048-TV


商品の説明
●魔法をかけたような軽さ 夢重力(MUJURYOKU)ボトル●軽量でコンパクトなマイボトルを持ち歩く●片手ですばやく飲めるワンプッシュオープンの軽量モデル●片手でラクラク!ワンハンドロック&ワンプッシュオープン●保温⇔保冷●ダイレクトドリンクボトル●汚れにくくサビに強いスーパークリーンPlus●本体丸洗いOK●取りはずせる飲み口●保温効力:6時間 68度以上/1時間 86度以上●保冷効力:6時間 8度以下●エコマーク●便利・使いやすさ:ダイレクトドリンク、ワンハンドロック&ワンプッシュオープン●お手入れ:本体丸洗いOK、丸洗いできるせん、取りはずして洗える飲み口、スーパークリーンプラス●実容量L:0.48●商品サイズ(約):6.6×7.2×22.0cm●本体質量(約):0.19kg●口径(約):4.3cm
(amazonより転載)







ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






“山奥ニート”増殖 あくせく働かず自由…新しい生き方!?

450px-DA-ST-85-12848


 タイトルは今日の産経新聞の記事。内容を要約すると、元々、引きこもりがちだった若者達が山奥の村で「ニート」生活をしているというもの。近くの農家の手伝い等で収入を得て、足りない分は近くで短期アルバイトをする生活。娯楽等はネット通販で購入する。一方、地元民からも若い労働力として頼りにされているという。(画像はニートの実態について捜索を開始する兵士 wikipediaより転載)


概要
ニート(英語: Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、就学、就労、職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語であり、日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち、通学しておらず、家事を行っていない「若年無業者」を指している。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 まあ、この手の話の賛否というのはある程度決まっている。賛成派の意見としてはどういう生活をするのも人の自由。というものやミニマムな新しい生活のスタイルで地方の過疎化対策にもなるしいいじゃないか!というもの。反対派は大体、老後や病気になったらどうするの?国家的に考える人は、こういう若者が増えると経済が停滞するし、少子化が進んでしまう。という辺りじゃないかと思う。


 私も昔、こういう生活に魅力を感じたこともあった。私は束縛されるのが非常に嫌いなので毎日決まった時間に会社に行くという束縛が苦痛だったのだ。当然、仕事も長続きはしない。同じ会社で勤めたのは最長2年10ヶ月だったと思う。3年ほど働いていない期間もあった。引きこもりではなかったが、自他共に認めるダメ人間だ。


 そんな私なので当然のようにこういう自由な田舎暮らしには憧れた。まあ、私の場合は田舎暮らしに憧れたというより束縛されない生活に憧れたのだった。山奥でトレーニングをし、読書をしてネットで遊ぶ。まあ、いい生活ではないかと思っていた。この私がこの記事について感じたことを書こう。


 人の自由というのはその通り。私も同意見だ。「新しい生活スタイル」というのはちょっと異議あり。反対派の意見に関しては老後や病気は個人の問題なので人が口を出すことではないと私は思う。この記事だと村の人とコミュニケーションをとっているようなので村人が助けてくれるだろう。老後は畑を耕せばいい。


 経済的な側面は、そもそも引きこもりがちだった人なので都会にいても地方にいても経済的な効果は薄い。むしろ”山奥ニート”の方が、地方の過疎対策としての経済効果の方が高い。少子化の問題に関しては、歴史的に見れば生産力が限界になった時点で人口増加は停滞するという。まあ、生産力という人類的な問題なので仕方のないことなのだろう。それ以前に結婚、出産というのを「引きこもり」に期待しても無駄だろう。強制的に働かせて結婚させるというのは人倫に反している。ということで私は賛成なのだが、前述したちょっと気になることを書いておこう。


 この若者達、心の底から「地方での暮らしがしたい」「農業がやりたい」というものではないだろう。実際、嫌いなことを最小限にして、代わりに物欲や刺激的な生活を諦めているのだろうと思う。”山奥ニート”とは、働くという苦痛を最小限にして対価として欲しいものや刺激的な生活を諦めているのではないかと思う。そうだとすればいずれその小さな不満は大きくなっていく。人間は欲望の生き物だ。一つの欲望が満足されれば一段上の欲望が生まれる。社会学者マズローによれば最上位の欲望は「自己実現欲求」だ。


 最初は「嫌じゃない状態にしたい」という欲求でも欲求は徐々に上位の欲求にとって代わる。その過程で多くの”山奥ニート”は新しいステージへと進んでいくだろう。それは山奥の村の一員として権利と義務を持つ本当の「村人」という道なのか、ネットを使った新しいビジネスや自己表現なのかは分からないが、少なくとも死ぬまで”山奥ニート”という人はあまり多くないと思う。彼らの”山奥ニート”生活はあくまで通過点に過ぎない。


 しかし、この記事や多くの読者はこの「山奥ニートが完成形」だと思っているのではないだろうか。この”山奥ニート”達がそのままの状態で何十年も生き続けていくというのは現実的ではない。”山奥ニート”は多くの人の長い人生の一点に過ぎない。その人がしたいようにすればいい。問題にすることではない。











ホントに下らない話・・・

450px-DA-ST-85-12848


 すごいどうでもいいことだけど、昨日、ゲームセンターでメダルゲームをやった。メダルゲーム自体、やったのってもう数年振り。数年前も一回ちょっとやっただけなので実際は、10年位はちゃんとやっていない。というのも、実は、高校生から二十歳くらいまで私はメダルゲームにドハマりしてしまったのだ。とりあえず、いつものようにwikipediaで「メダルゲーム」についてみてみよう。(画像はメダルゲーム依存の調査に乗り出す隊員達 wikipediaより転載)


概要
 メダルゲームをプレイするには、まずメダル貸出機やカウンターで代金を払ってメダルを借り受ける。千円で50枚 - 500枚と地域・店舗によって幅が広く一般的には100枚-150枚前後の店が多く、キッズメダルが設置されている大型スーパーなどに入るゲームセンターでは百円から遊べるところもある。また、5千円分や1万円分など、まとめて借りると割安になるところがほとんどである。なお「メダル」のことを「コイン」と呼ぶ人がよくいるが、コインは硬貨を指す言葉であり、誤用である。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 まず、wikipediaにメダルゲームという項目があるのに驚いたが、それが異常に詳しいというのにまたビビった。相当好きな人がいるのだろう。まあ、それはそうと、昨日、仕事も休みなので街を飲酒しながら散策していたところ、何と、ゲームセンターがあるではないか。懐かしいなぁーということで入ってみると、さらに何と、900円でメダル2000枚で音ゲー遊び放題という大変お買い得なプランを発見。


 かなり暇だったのでそのチケットを購入してみる。メダルは最初に1000枚もらい、さらに残り1000枚分のチケットをもらうというもの。とりあえず1000枚を持ってメダルゲームをやりに行く。メダルゲームは懐かしのポーカーをと思ったら、メダルゲームコーナーがスロット、パチンコ、競馬位しかない。何とかポーカーゲームを発見したのでやってみる。1000枚はあっという間に吸収されてしまった。


 ということでチケットでさらに1000枚追加。半分ぐらい使ったところで大フィーバー。メダルがドサドサと増えていく。そこから後は全然減らない。しかし・・・。2時間もするともう飽きてくる。ということで、BETを最大にして減らすことにする。


 ・・・結局、当りまくり、7000枚以上になってしまった。換金も出来ないので結局、カウンターに返却して終了。結局、店に6時間位いたはずだ。本当に無駄な時間を使ったものだ。


 しかし、ここで気付いたことが。ゲーセンとは違うが、パチンコというのはかなり人間の娯楽としては優秀らしい。というのは、「音」「光」「連続した動き」等、人間の感覚を麻痺(?)させるようなものがあるという話を聞いた事がある。振り返って私は6時間の間、ずっと同じ席に座りトイレにも行かなかった。


何か怖えー!


 そして私が少し気になったのが、ゲームセンターってかなり斜陽産業になっているのではないかということ。パチンコ業界の売上が激減しているというのは有名な話。私の家の近くのパチンコ屋も1年位前に閉店してしまった。前述のように私は6時間ゲーセンに居た訳だけど、その間、客は10人位しか来なかったと思う。数えてはいないが人はほとんどいなかった。



PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)

商品の説明
未体験の驚き、自由に”つながる”感動――
PlayStation 4で”遊び”の進化は加速する。
(amazonより転載)


 そもそもサービスが凄すぎる。900円で音ゲーやり放題、メダルゲームはメダル2000枚、時間無制限。これは儲かるはずがない。まあ、平日だったので仕方ないのかもしれないけど、夕方から夜にかけてという結構人が来る時間帯での出来事だったのでうーん・・・という感じだ。


 ゲームセンターもどんどん無くなって行くのかなー何てちょっと感じてしまった。何か寂しいよねー。ということで、画像が全然ない記事になってしまったが、次回からはスマホでちゃんと撮影しながら行動しよう。というより本来ブログに記事をアップする気はなかったので仕方ないが・・・。このブログは基本的にはミリタリー縛りなので・・・。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






書評 森史郎『零戦7人のサムライ』 




 今日は、零戦搭乗員戦記の名作『海軍戦闘機隊』の著者、森史郎氏の新刊『零戦7人のサムライ』について書いてみたい。本書は零戦搭乗員6人について森氏が本人や関係者に聞き取り調査をして執筆したものだ。登場する搭乗員は、新郷英城、志賀淑雄、上原定夫、鈴木実、杉田庄一、岡元高志、大黒繁男の各氏である。


 本書は森氏の独自調査による内容であり、著名な搭乗員、新郷英城氏、志賀淑雄氏、杉田庄一氏等についても今までにない新しい情報等があるが、特に私が興味を惹いたのはあまり知られていない戦闘機搭乗員、上原定夫氏、岡元高志氏について詳しく書いてあることだ。


 上原定夫氏はあの著名なエース、坂井三郎氏と同じ台南空に所属し、初期の航空撃滅戦、ラバウル航空戦に参加した。その後マラリアを患って静養、フィリピンで特攻隊の援護任務についた。戦後はジェット機、ヘリコプターの搭乗員として活躍した飛行機一筋の人生だった。自分の戦果をアピールしない人だったようなので撃墜戦果はあまり知られていない。因みに『日本海軍戦闘機隊』によると撃墜数は10機とある。


 まあ、撃墜数自体は一般的に誤認が多く、撃墜もチームプレイであることからあまり意味のあるものではないが、一応書いておく。というのは、上原氏が生前、遠慮がちに「坂井三郎氏が撃墜王になれたのは自分が敵機を引き付けたからだ」というようなことを語っていたからだ。これは敵機撃墜がチームプレイであるということをよく表している。


 岡元高志氏の部分は本書の中でも歴史の証言というのに相応しい。インド洋で英空母ハーミスを撃沈した際、零戦隊がハーミスから脱出した水兵を面白がって銃撃していたこと、同じく日本人搭乗員がガダルカナルでパラシュートで脱出した米軍パイロットを撃ち殺したこと、逆に脱出した日本軍搭乗員を米軍が対空機銃で日本軍搭乗員を形が無くなるまで撃ちまくっていた等、戦争が決してきれいごとではないことが分かる。



零戦 7人のサムライ

商品の説明
世界に冠たる傑作機・零式(れいしき)戦闘機――通称ゼロ戦。
真珠湾攻撃、マレー半島攻略戦に登場し、米英を震撼させたが、
超人的な活躍をしたエースたちと共に、一機、また一機と姿を消し、
最終幕は、特攻攻撃という悲劇だった。
一戦闘機が辿った戦史は、対戦の実相に重なり合う。
本人や家族に取材を重ね、零戦に命を賭けた搭乗員7人の、
人生と戦闘の行方に迫る。
「運命」と呼ぶには過酷すぎる日々を、
人知れず乗り越えた無名の魂へ捧げる鎮魂の書。

鬼と呼ばれた男――新郷英城
真珠湾攻撃一番乗り――志賀淑雄
ラバウル航空隊 真の勇者――上原定夫
英機スピットファイヤー 零戦に完敗す――鈴木実
山本長官護衛機の悲劇――杉田庄一
ある艦隊搭乗員の落日――岡元高志
一機一艦体当たり――大黒繁男
(amazonより転載)


 さらに戦争後期になると若年搭乗員が体調不良を理由に出撃を嫌がったりといったこともあったようだ。特に衝撃的なのはフィリピンで航空隊司令が部下の士官搭乗員に対して「戦闘行動には特務士官を使え、戦争が終わっても大切な身体だから大事にしてくれ」と語っていたのを聞いてしまったという件だろう。特務士官というのは兵隊からの叩き上げ士官のことだ。


 かなり重い話になってしまったが、戦後70年が経ち、太平洋戦争がすでにファンタジーの世界になり、妙に美化されるようになった現在、貴重な証言といえる。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






渡辺洋二『彗星夜襲隊』




 太平洋戦争末期、日本軍の戦法は特攻作戦に重点が移されていった。特攻作戦はそれ以前にもあったものの、大々的に特攻作戦が始まったのはレイテ沖海戦からだ。本書は特攻作戦を敢然と拒否し地味な正攻法の夜間攻撃に特化した彗星夜襲隊、すなわち芙蓉部隊の成立から終焉までを描く。


概要
 単発複座の高速艦上爆撃機として設計された彗星は零式艦上戦闘機とほぼ同サイズとなる艦上爆撃機としてはかなりの小型機である。機体下部の爆弾倉と中翼配置、空力を重視した平滑な機体外形を採用しており、特に水冷エンジン独特の先細りの機首を持つ一一型・一二型は、空冷エンジンがほとんどだった日本の軍用機の中では特徴的な外見を持っている。

 海軍の航空技術研究機関である海軍航空技術廠(以下、空技廠と略)で開発された本機は、当時の最新技術を多数盛り込んだ性能優先の設計とされた。本機で採用された機構は彗星自身の高性能化に貢献しただけではなく、後に開発される彩雲、晴嵐といった海軍機の多くにも採用された。反面で複雑な構造や水冷エンジンの採用は日本の生産・運用事情を鑑みたものではなかったため、生産面や整備面で様々な不具合を惹起し稼働率の低下を招いた。特に水冷エンジンの生産が機体の生産数に追いつかず、生産性・信頼性の高い空冷エンジンへの換装に至り、この空冷エンジン搭載機が後半戦の主力となった。

開発は空技廠だが、生産は民間の愛知航空機で行われた(後に第十一航空廠でも水冷型を転換生産)。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 芙蓉部隊は、太平洋戦争末期にあっても比較的練度の高い水偵搭乗員を終結させ、夜間攻撃に特化した部隊だ。超個性派で策略に長けた美濃部少佐が各所に働きかけて成立した。本書では美濃部少佐が芙蓉部隊を構想し成立させたまでを詳細に描いている。


 ラバウル帰りのベテランで水偵搭乗員でありながらエースの河村一郎飛曹長をはじめとする生き残りのベテラン搭乗員を終結させた。もちろん全てをベテラン搭乗員で編成することなど当時の日本の状況では不可能だ。当然、新人搭乗員も多数在籍する。


 その新人搭乗員も燃料不足の中で独特の方法で訓練させ、とうとう全海軍航空隊で二番目にAクラス搭乗員を擁する部隊となった。因みに一番練度の高かった部隊は日本のトップエース、岩本徹三や西沢広義をはじめとする戦地帰りの搭乗員が多数在籍する203空戦闘303飛行隊だ。


 使用機材もまた面白い。当時の航空隊は戦闘での消耗や稼働数の関係で100機程度は必要だったようだ。しかし当時の日本には100機も航空機を出せる余裕はない。特に芙蓉部隊は夜間攻撃に特化しているため、夜間戦闘機月光等、斜め銃を装備することや爆撃能力のある機体がふさわしい。


 そこで美濃部少佐が目をつけたのが水冷式エンジンを搭載した彗星艦爆だった。彗星は性能こそ高いものの、複雑な構造の液冷式エンジンが災いして稼働率が低く、各航空隊では邪魔者扱いされていた航空機だ。各航空隊に配備はされていたものの使用されず、そして回収する場所もないため各航空隊基地に放置されていたようだ。


 彗星の最高速度は11型で546辧12型では580劼肪している。空冷型では速度は落ちるがそれでも574辧それまでの99式艦爆の最高速度が22型でも428劼任△襪海箸鮃佑┐襪罰蔽覆紡度が上昇している。因みに零戦52型の最高速度は560劼任△襦


 稼働率が低いことで有名な彗星艦爆であるが、芙蓉部隊では熟練した整備員がメーカーで専門教育を受けることで80%以上という高い稼働率を実現したといわれる。



1/48 海軍夜間戦闘機 彗星一二戊型 (夜戦)

商品の説明
九九艦爆の後継機として開発された艦上爆撃機・彗星は、艦爆ならではの機動性と頑丈な機体構造、そしてその運動性能を活かして夜間戦闘機にも転用されました。爆撃機の夜間迎撃を主目的として20mm機銃を後部風防内に斜め上向きに搭載。昭和19年に彗星一二戊型として制式採用されました。100機以上が一二型から改造されたと言われ、日本本土に夜間来撃するB-29の迎撃や夜間爆撃などに終戦まで奮闘したのです。
(amazonより転載)


 その彗星を主力として芙蓉部隊は地味で堅実な夜間攻撃を開始する。太平洋戦争末期の戦いであり、犠牲は多いが特攻攻撃は行わない。著者はこの芙蓉部隊の活躍を描くことで特攻作戦という非人間的な戦法を批判している。太平洋戦争がファンタジーの世界になりつつある現在において本書は特攻とは何なのか、戦争とは何なのかというのを考えるためには最高の素材の一つであることは間違いない。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






最近思うこと・・・2

450px-DA-ST-85-12848(画像は面白いトイガンを探しに駆け出す兵士達 wikipediaより転載)


 やはりトイガンに良いモデルが出ないと思う。今日、今月の月刊GUNを立ち読みしたが、新製品も今ひとつな気がする。私にはとても手の出ないエラン等の超高級モデルではいいのは出しているが、さすがに15万とか20万円とかは出せない。リーズナブルな普通のトイガンでは今月も特に面白いモデルはなかった。


 何か、最近のトイガン業界って技術革新がないよね。かつてはガスブローバックが発売されたり、そのブローバックも最初はスライドが動くだけだったけど、実銃さながらの構造を再現できるようになったり、電動ガンも次世代モデルが登場したり、リボルバーでもペガサスとか画期的なモデルがたくさん登場していた。


 最近は、ガスブロも外観、作動、命中精度とどれをとっても究極のところまで行きついてしまっているし、電動ガンも改良はされているが、今ひとつインパクトがない。ペガサスも安定してしまっている。同じ構造でモデルアップしている銃を変えているだけのようになってしまった。


 かといってカシオペアのように面白いモデルを発売したとしても怪奇現象によって突然市場から消えてしまうということもある。それはそうと電動ガン、ガスライフルはいろいろな種類のものがモデルアップされていると思うが、問題はハンドガンなのだ。何というか、今流行りのポリマーフレームモデルやガバ、ベレッタという鉄板モデルのバリエーションがやたら増えていくけど、それ以外のガスハンドガンってあまり出てない気がする。


 例えば、S&Wのオートとか、戦後のヨーロッパオートも90年代くらいまでのモデルがほとんどモデルアップされていないのではないだろうか。このブログで何度も書いているように私は80年代後半から90年代に多感な時期を送ったのでここら辺の時代のモデルがあまりモデルアップされないのはなんか寂しい。


 M645なんてガスブロで発売したら人気がでると思う。今でも一部のコアなファンには人気があるし、ブレンテン等も面白い。ただブレンテンはあまり人気が出ないかなー。今のトレンドがポリマーフレームなのはよくわかっているが、40代以降の人達の方が金を持っているその財布の紐を緩める努力はして損はないと思う。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。






日本海軍航空母艦 赤城 1/700 日本海軍 戦艦 三笠 プラモデル 1/700 特シリーズNo.94 日本海軍航空母艦 飛鷹 昭和19年 プラモデル 1/3000 集める軍艦シリーズNo.1 戦艦 金剛 比叡 榛名 霧島/駆逐艦 白露型4隻 セット プラモデル 1/35アメリカ中戦車M4A1シャーマン アクセサリーパーツ付 1/35 WW.II ドイツ軍 ティーガーI 初期生産型 "ミハエル・ヴィットマン" HGBF 1/144 ガンダムアメイジングレッドウォーリア (ガンダムビルドファイターズトライ) 1/144 ハイスペックシリーズ Vol.01 F-16 ファイティングファルコン(1Box 10個入り) 1/24 MBT 陸上自衛隊10式戦車 1/700 海上自衛隊 護衛艦 DDG-173 こんごう (J60) HOBBY MASTER 1/72 航空自衛隊F-2A支援戦闘機 "スーパー改" 技MIX 技 (限定) ACL03 米空 F15E試作 技MIX 技AC205 米空 F-22 嘉手納 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.329 陸上自衛隊 10式戦車 35329 1/72 ミリタリーモデルキットNo.09陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ) 1/35 陸上自衛隊 87式自走高射機関砲 高射教導隊 (G33) 1/72 ミリタリーモデルキットNo.SP 陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー"74式戦車付属" 1/700 特シリーズNo.86 日本海軍航空母艦 加賀 三段式飛行甲板仕様 1/700 日本海軍 駆逐艦 島風 最終時 1/700 日本海軍 飛行艇母艦 秋津洲 W50 1/700 日本海軍 特設巡洋艦 愛国丸 1943 1/350 艦船 No.20 1/350 日本海軍 駆逐艦 雪風 78020 1/72 WW.II 日本海軍 水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ 海上浮航形態 (後期型フロート付き) 1944年 千島列島(塗装済み完成品) 1/700 ウォーターラインシリーズNo.556艦載機 陸上自衛隊ヘリコプタ-セット 88式鉄帽タイプ ヘルメット (フリッツ) M88 顎紐付け替え可能 自衛隊装備 サバゲー 1/35 陸上自衛隊 99式自走榴弾砲 砲弾追尾レーダー装備車 1/72 陸上自衛隊 90式戦車 第7師団 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 陸上自衛隊74式戦車(冬期装備) 1/144 紫電改 343空 松山基地 2機セット 1/144シリーズNo.15 日本海軍 幻の超重爆撃機 富嶽 1/72 ウォーバードコレクション WB-37 晴嵐 1/144 大戦機 No.8 二式大艇 EASY MODEL 1/72 零式艦上戦闘機 52型 筑波海軍航空隊 1/72 96式艦上戦闘機 零戦艦上戦闘機五二型 零扇 USB式 卓上扇風機 川西 H8K2 二式大型飛行艇 12型 (1/72スケールプラスチックモデル) NP 5 川西 H6K5 九七式大型飛行艇 23型 (1/72スケールプラスチックモデル) NP 6 1/48 三菱F1M2零式水上観測機11型 1/48 傑作機 No.17 1/48 日本海軍 二式水上戦闘機 61017 1/48 傑作機 No.36 1/48 川西 水上戦闘機 強風11型 61036 COLT パイソン4インチ ニッケルジュピターフィニッシュ (モデルガン完成品) 東京マルイ S&W M&P9 ブローバックガスガン /対象年令18才以上 可変ホップアップ  【付属品:東京マルイ・ベアリング研磨0.2gBB(1600発) 、ガンキーホルダー】 東京マルイ FNファイブセブン ブローバックガスガン /対象年令18才以上 可変ホップアップ  【付属品:東京マルイ・ベアリング研磨0.2gBB(1600発) 、ガンキーホルダー】 東京マルイ ガスブローバック デザートイーグル.50AE クロームステンレス BBガスセット ロングレンジセット (本体+BB弾0.2g+ガス)
記事検索
マクロスデルタ VF-31Jジークフリード (ハヤテ・インメルマン機) 1/72スケール プラモデル メカコレクション マクロスシリーズ マクロスデルタ VF-31J ジークフリード ファイターモード (ハヤテ・インメルマン機) プラモデル メカコレクション マクロスシリーズ マクロスデルタ VF-171 ナイトメアプラス ファイターモード (一般機 辺境宙域仕様) プラモデル メカコレクション マクロスシリーズ マクロスデルタ VF-31E ジークフリード ファイターモード (チャック・マスタング機) プラモデル 1/72 MV-22B オスプレイ "陸上自衛隊" 1/72 三菱 F-2A "航空自衛隊 60周年記念 スペシャル" 1/48 F-4EJ改 スーパーファントム "洋上迷彩" 1/72 Su-47 ベールクト "エースコンバット グラーバク隊"
技MIX 技AC41 空自 F15J 千歳60周年 技MIX 技GK002 無彩色 F-15J 千歳 技MIX 技AC42 NASA F-15QS 技MIX 技AC40 米空 F15 A STREAK 1/700 特EASYシリーズNo.1 日本海軍戦艦 長門 1/700 特EASYシリーズNo.3 日本海軍航空母艦 赤城 1/700 特EASYシリーズNo.4 日本海軍航空母艦 翔鶴 1/700 特EASYシリーズNo.2 日本海軍駆逐艦 春雨/海風 2隻セット
人気ブログランキング
1/700 ウォーターライン No.20 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いせ 就航時 1/700 ウォーターラインシリーズNo.022 海上自衛隊イージス護衛艦あしがら 1/700 ウォーターラインシリーズ No.6 海上自衛隊輸送艦 LST-4002 しもきた 31006 1/350 海上自衛隊 イージス護衛艦 DDG-177 あたご用 ディテールアップパーツセット (ピットロード用)
ギャラリー
  • KSC G19スライドHW
  • 銃器対策部隊の射撃競技【軍事ニュース 2017.02.16】
  • 【軍事ニュース 2016.09.17】  ロシア、新型戦車「アルマータ」の映像公開 来年に配備
  • 【軍事ニュース 2013.12.04】 旧日本軍の巨大潜水艦を発見、ハワイ沖
  • 【軍事ニュース20170220】米空母、南シナ海で「定期的な」パトロール開始
  • 【軍事ニュース 2015.10.18】 ネット競売で「戦車」を衝動買い、置き場所に苦労 英国
1/144 陸上自衛隊 10式戦車 (3両入) (SGK01) 1/35 RC タンクバトルシリーズ No.13 陸上自衛隊 10式戦車 (2.4GHz プロポ付き) 48213 1/35 陸上自衛隊 10式戦車用ディテールアップパーツセット 1/72 ミリタリー モデルキットシリーズNo.08 航空自衛隊 パトリオット PAC3発射機 技MIX 技AC405 空自 F2A 築城 1/144 航空自衛隊 UH-60J Avioni-X 1/144 シコルスキー UH-60J SP 航空自衛隊 那覇 空中給油ブーム装備 1/700 海上自衛隊 護衛艦 DD-115 あきづき (J52) 1/700 ヘリ搭載 護衛艦 しらね型 J06 1/700 ウォーターライン No.19 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが 1/350 海上自衛隊 護衛艦 DDG-174 きりしま 1/700 日本海軍空母艦載機セット(複葉機) 1/700 ウォーターラインシリーズ No.213 日本海軍 航空母艦 翔鶴 31213 1/700 特シリーズ No.51日本海軍航空母艦 鳳翔 昭和14年 (1939年) 日本海軍空母 瑞鶴 (1/350 日本海軍航空母艦) 1/700 ウォーターラインシリーズ No.215 日本海軍 航空母艦 信濃 31215 【WAスーパーリアルガン】WA コルト M1911 ゲッタウェイ ビンテージ 【WAスーパーリアルガン】WA V10ウルトラコンパクト/ オールシルバーモデル 【WAスーパーリアルガン】WA MEU ピストル 〈レイト・モデル〉 バトルダメージ・バージョン 【WAスーパーリアルガン】WA ガバメント T2〈リアルスチールver.〉 【WAスーパーリアルガン】WA デルタフォース・カスタム〈バトルダメージ・バージョン〉 1/24 MBT 陸上自衛隊10式戦車 技MIX 技AC405 空自 F2A 築城 1/72 ミリタリーモデルキットNo.09陸上自衛隊 機動戦闘車(プロトタイプ) 1/72 ミリタリーモデルキットNo.SP 陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー"74式戦車付属" 1/35 現用アメリカ陸軍 M1A2 エイブラムス SEP V2