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(画像はオートマグ掘wikipediaより転載)

 

オートマグ

 

 

性能

全長 235mm
重量 910g
口径 22口径
使用弾薬 22WMR弾
装弾数 9発
完成 1987年
設計・開発 AMT社

 

開発経緯

 ハードボーラーで有名なAMT社が開発した22WMR(Winchester Magnum Rimfire)を使用する自動拳銃である。名称にオートマグと付いているが、44口径のオートマグと構造等の共通点は全く無く、AMT社はオートマグの製造権を取得していることもあり、単に名称のみを使用しただけである。

 1987年に発売された本銃は、シングルアクションのストレートブローバックであった。使用弾薬である22WMRは本来ライフル用のカートリッジであるためハンドガンで使用すると火薬の燃焼が遅すぎてケースが膨張、薬室内に貼り付いてしまうという問題があった。これに対して薬室に90度の角度で18個の穴をあけることでガスを逃がしカートリッジの薬室への貼り付きを防ぐ工夫がされている。

 材質はオールステンレス製でスライド上部には大きめのエジェクションポート、さらにその前方にはベレッタ92のように大きくスライドが削られており、そこから銃身が露出しているという形状となっている。これはストレートブローバック方式を採用しているためにスライドの質量を軽くするためであると言われている。

 

 

ストレートブローバックとは

 ストレートブローバックというのはカートリッジ内の火薬の圧力のみでスライドを後退させるという最も原始的な自動拳銃の作動方式である。しかしこの方式には問題がありハンドガンでは小口径のカートリッジを使用する銃でしか採用されていない。では、この問題とは何かというとストレートブローバックで大口径の圧力の強いカートリッジを使用するとスライドが猛烈な勢いで後退して戻るために排莢される前にスライドが閉鎖していまうというものだ。

 これを防ぐためには質量の大きなスライドを装着すれば良いのだが、そうすると携行性という点で問題となってしまう。このためにストレートブローバックはワルサーPPKSIGP230等、380ACP弾程度が限界と言われており、それ以上の大口径自動拳銃の場合はスライドの作動を遅らせるためにディレイトブローバックやロータリーボルト方式等が使用されている。

 オートマグ兇濃藩僂気譴討い22WMRは22口径といえどもマグナムの名称が与えられている通り、22口径の中では圧力が強い部類に入る。しかし大型拳銃のスライドを正常に動かすには少し不安があったようでオートマグ兇任魯好薀ぅ匹両緝瑤鯊腓くえぐることでスライドの質量を調整しているのだ。

 

特徴やバリエーション等

 外観はコルトM1911を彷彿とさせるようなスライドの上部には前述の大きな穴が開いているのが特徴であるが、デザイン的にもシャープでかなり秀逸なものである。側面はポリッシュされており、後部にはマニュアルセイフティが装備されている。これはアンビタイプではなく左側面のみである。フロントサイトは大型で黒染めされており、リアサイトはアジャスタブルサイトでホワイトが入っている。

 フレームはサテン仕上げでM1911のようにトリガー上部にスライドストップがあり、グリップは黒で水平に滑り止めの溝が彫ってある。マガジンキャッチはグリップ下部でワルサーP38のように後方に押すことでマガジンがリリースされる。

 バリエーションは銃身の違いで標準の6インチ、4.5インチ、さらにコンパクトモデルとして3.375インチモデルが存在する。1987年から2001年までAMT社から販売されたが、2006年からは製造権を購入したハイスタンダード社が販売している。ハイスタンダード社製モデルは基本的にはAMT社と同様であるが、パックマイヤー製のラバーグリップが標準装備されているのと前述の薬室の穴が省略されていることが違いである。貼り付きの問題は別の方法でクリアされたのであろう。

 ただ残念なことにハイスタンダード社は2018年に廃業しているため現在では生産されていない。カルト的な人気があるようで中古市場では発売当初の定価である500ドル前後で取引されているようだ。

 

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