自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門 佐々木俊尚 著 佐々木俊尚; 第1版 (2014/7/25) 『レイヤー化する世界』を読んで、すっかり佐々木俊尚氏の著書に魅了されてしまった。以前『そして、暮らしは共同体になる』を紹介したが、さらに今回もまた ...
【本レビュー】佐々木俊尚『21世紀の自由論』
21世紀の自由論: 「優しいリアリズム」の時代へ 佐々木俊尚 著 佐々木俊尚; 1番め版 (2015/6/9) 『レイヤー化する世界』以来、佐々木俊尚氏にすっかり虜になってしまった。本書は『レイヤー化する世界』の後に書かれたものだ。内容は正直、基本的に一緒だった。 ...
【本レビュー】坂口恭平『独立国家のつくりかた』
独立国家のつくりかた (講談社現代新書) 坂口恭平 著 講談社 (2012/5/18) 私は本を読むときには大体、一つのテーマについて複数冊の本を続けざまに購入する場合が多い。例えば「武士道」について調べるのであれば、武士道について書かれた本をネットで調べまくっ ...
【本レビュー】羽生善治『決断力』
決断力 (角川新書) 羽生善治 著 KADOKAWA (2006/11/10) ミリタリーとは全く関係ない本になってしまったようだが、そうではない。本書は「勝負師」について書かれた本だ。私が本書を読んだのは、とある武術の先生が絶賛していたからだ。因みにその武術の先生は多 ...
【本レビュー】町田祐一『近代日本の就職難物語』
近代日本の就職難物語: 「高等遊民」になるけれど 町田祐一 著 吉川弘文館 (2016/6/20) 前から気になっていた本をやっと読むことが出来た。私は高等遊民というものに多少の憧れが あり、以前から調べていたりした。実際、高等遊民になりたいと思うことはあまりな ...
【本レビュー】田中三也『彩雲のかなたへ』
彩雲のかなたへ 海軍偵察隊戦記 田中三也 著 潮書房光人新社 (2020/5/23) 本書は数少ない偵察機搭乗員の戦記である。著者田中氏は甲種予科練5期生として採用され、戦中はほぼ戦場で過ごした。戦後は海上自衛隊に入隊し、搭乗員としての人生を歩み続けた。2017年現 ...
【本レビュー】樋口大成『師団長だった父と私』
師団長だった父と私―ある若者が生きた昭和のドラマ 樋口大成 著 学研プラス (2002/6/1) 世間では、大戦中の陸海軍については海軍はリベラルで戦争反対。陸軍は国粋主義に凝り固まり戦争賛成という二項対立で分けるのが一般的だと思うが、本書はそれが間違いであ ...
【本レビュー】ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』
文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 出書房新社 (2016/9/9) 私がツィッターをフォローしているホリエモンが絶賛していたので読んでみた。あくまでも私の考え方なのだが、本というのは二つの目的がある。一 ...
【本レビュー】堀江貴文『99%の会社はいらない』
99%の会社はいらない 堀江貴文 著 ベストセラーズ (2016/7/8) ホリエモンこと堀江貴文氏の最新刊かと思ったら全然違った。去年たくさん出した本の内の一冊だ。内容は例のごとく「ホリエモン」だ。その昔、ライブドア事件があった時に『稼ぐが勝ち』を読んだのが ...
【本レビュー】鈴木拓也『三十八年戦争と蝦夷政策の転換』
三十八年戦争と蝦夷政策の転換 (東北の古代史) 鈴木拓也 著 吉川弘文館 (2016/6/3) 今日は一応軍事関係ではあるが、テーマは古代。奈良時代末期から平安時代に東北で起こった大戦争、三十八年戦争とその後の戦乱について書いた本を取り上げてみたい。私のブログ ...