トイレで読む向けブログ

全国のトイレ人よ立ち上がれ! 〜 since 2005 〜

(画像はwikipediaより転載)  倉田耕一『アメリカ本土を爆撃した男』  アメリカ本土を爆撃した男 倉田耕一 著 毎日ワンズ (2018/5/9)  零式小型水偵で米本土を爆撃した搭乗員、藤田信雄中尉について書かれた本。戦後のことが中心。私の知る限りでは米本土爆撃に ...

(画像はwikipediaより転載)   1945年8月17日、日ソ中立条約を一方的に破棄したソビエト連邦軍は突如、当時の日本領占守島に侵攻した。当時、占守島には第5方面軍隷下の第91師団第73旅団や「士魂部隊」として有名な第11戦車連隊が展開していた。ソビエト軍の侵攻に対して ...

武士の日本史 高橋昌明 著 岩波書店 (2018/5/23)    外国の場合は知らないが、日本の場合、歴史研究は時代で分類されているのでテーマに沿った横断的な研究というのは難しい。例えば日本の戦史を古代から近代まで通して見るという研究は共同研究ではあっても個人の研 ...

劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』 柿沼 陽平 著 文藝春秋 (2018/5/18)    三国志といえば昔、NHKでやっていた『人形劇三国志』が私の中ではレジェンドだ。そこから一時期三国志にかなりはまったことがある。『人形劇三国志』の再放送をしている時に陳舜臣の『諸葛 ...

史上最強の哲学入門 Kindle版 飲茶 著 河出書房新社 (2015/11/6)    哲学って良く分からないですよね。少なくとも私は良く分からないです。正直、20歳位までは要らないと思っていました。私が20歳位の時の哲学のイメージって「ここに物は存在するのか」とか「光の反 ...

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 堀江貴文 著 光文社 (2017/3/16)    堀江貴文氏の著書の中で私が最もおススメするのが本書『すべての教育は洗脳である』だ。本書は学校教育が従順な平均点の人間を作るための機関であると主張する。その目的は将来 ...

服従の心理 (河出文庫) スタンレー・ミルグラム 著 河出書房新社 (2012/1/7)    一般に「アイヒマン実験」といわれる心理学の古典的実験について書かれた本である。アイヒマンとはナチスドイツ時代にホロコーストに関係した人物でユダヤ人輸送に指導的役割を果たし ...

東京タラレバ娘 東村アキコ 著 講談社 (2014/9/12)    何となくなんだよねー。kindleで無料コンテンツにあったから読んでみた。私も聞いたことがある作品でドラマ化もされたので相当面白いものなのだろうという、いわば「何となく読んでみた」作品だ。私は全巻無料だ ...

壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか 本郷和人 著 祥伝社 (2018/2/2)    本書は壬申の乱、青野ヶ原の戦い、関ヶ原の戦いという関ヶ原付近で起こった3つの大決戦について時代を超えて、なぜ同じ場所で大決戦が起こるのかというのを解明した書。今は ...

(画像は雷電 wikipediaより転載)   この本はもう絶版になって久しい本だ。出版されたのは1967年。まだ太平洋戦争が終わってから22年しか経っていない。終戦時20歳だった人もまだ42歳の働き盛りです。その時代の記録なので結構貴重ですね。実はこの本は編集されたものな ...

↑このページのトップヘ