トイレで読む向けブログ

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海軍中攻決死隊―九六陸攻操縦者の死闘 横山長秋 著 光人社 (2011/3/1)    かなり久しぶりに戦記物を読んだので感想を書いてみたい。本書の著者は元海軍陸攻搭乗員だ。陸攻とは別名中攻とも言われる海軍の双発大型爆撃機だ。陸攻とは陸上攻撃機の略で中攻とは中型攻 ...

(画像はwikipediaより転載)   超要約    1958年から始まった大躍進政策により中国では大量の餓死者が発生する。これにより国家主席であった毛沢東が失脚して劉少奇に代わる。劉は部分的に市場経済を導入して中国を混乱から回復させつつあったが、1966年に毛沢東が復 ...

海軍下駄ばき空戦記―同期の桜たちの生と死 藤代 護 著 書房光人新社 (2017/9/1)   偵察員という職種  また飛行艇戦記。著者は藤代護氏、乙種予科練9期出身の水偵乗り。偵察員であった。同期にはのちに台南空で撃墜王となる羽藤一志氏や同じく水偵乗りとなった本間 ...

(画像はwikipediaより転載)    杉野計雄飛曹長は山口県生まれで、丙飛3期を卒業、基本的に母艦戦闘機隊員として活躍した戦闘機搭乗員である。495回の戦闘で32機を撃墜したといわれる。   杉野計雄飛曹長の経歴   略歴  杉野飛曹長は1921年山口県に生まれる。19 ...

全機爆装して即時待機せよ―元海軍航空隊中尉の回想録 加藤清 著 廣済堂出版 1994/8    海軍航空隊の戦闘機搭乗員に詳しい方であれば、加藤清氏といえば旧姓伊藤、丙飛予科練の撃墜23機のエースが一番最初に頭に浮かんでくるであろう。しかし本書の著者はその加 ...

(画像はwikipediaより転載)   要約    日中戦争とは、1937年7月7日、日中両軍が盧溝橋事件により衝突、第二次上海事変により本格的な全面戦争へと発展した。12月には日本軍が中華民国政府の首都南京を攻略するも中華民国政府は首都を重慶に移し抗戦を継続した。日本 ...

(画像はwikipediaより転載)   航空母艦 レンジャー     性能  基準排水量 14,576トン  全長 234.4m  全幅 33.4m  飛行甲板 216.1m×26.2m  エレベーター 3基  機関出力 53,500馬力  最大速力 29.25ノット  航続距離 10,000海里 / 15ノット  乗 ...

戦後日本の戦車開発史―特車から90式戦車へ 林 磐男 著 光人社 (2005/10/1)    今日はちょっと珍しい本を紹介したいと思う。著者は軍人ではなくエンジニア。それも戦後、戦車や装甲車等の軍用車両を開発していたという珍しい経歴の持ち主だ。まだ戦後と言われていた ...

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